シルク素材の正しい洗い方│自宅洗いでもデリケート素材を長持ちさせるポイント

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高級感があるシルク素材のアイテム。マスクや枕カバーにナイトキャップなど最近人気ですよね。

 

シルク素材は取り扱いが難しそう…

そんなイメージから、まだシルク素材に抵抗がある方もいるかもしれません。

傷みやすく劣化しやすいシルク素材ではありますが、丁寧にお手入れすれば状態が良いまま長く使用することができます。

 

こちらの記事では、そもそもどうやって洗うの?洗剤は何を選ぶ?など、初めてシルク素材を手にした人でもお手入れできるように、手順とポイントを一緒に紹介します。

 

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シルク素材の特徴

シルク素材はとにかく高性能。調温、調湿機能に優れていて、紫外線も吸収してくれます。

人の皮膚とほぼ同じタンパク質でできているので、お肌に直接触れても摩擦が起きにくい素材です。

シルクには抗菌作用があるので、雑菌の繁殖を抑えてくれる効果も。

肌に優しいシルクは、マスクや下着などデリケートな部分へも安心して使用できます。

 

ただし高性能な分、とても繊細なのがシルク素材の特徴でもあります。

水や熱、摩擦や洗剤、日光には弱く、お手入れ方法や保管方法によって質感、風合いが変わってしまいます。

 

シルク素材は適切な方法、適切な取り扱いをすることで、より長く使うことができますよ。

 

用意するもの

シルク素材を洗う時に必要なものは3つ。

①専用洗剤、または中性洗剤(おしゃれ着用洗剤)
②水(ぬるま湯)
③洗面器

洗う時はお水もしくは30度以下のぬるま湯を用意します。

冷たすぎたり熱すぎたりすると、シルクの繊維が傷む原因になるので気を付けましょう。

 

正絹(絹100%)のものを洗う場合は、絹(シルク)用家庭洗剤を使用することで、光沢や質感を残したまま洗うことができます。

 

洗剤選びの注意点

シルク素材を洗う時は、専用洗剤か中性洗剤(オシャレ着用洗剤)で洗いましょう。ちなみに、中性であればヘアシャンプーでも手洗い可能です。

そして、写真のような蛍光剤無配合のものを選びましょう。

※蛍光剤(蛍光増白剤)は、見た目の白さを増す効果がありますが、色落ちや肌へのダメージが起こる場合があるのでシルク素材を洗う際は避けるのが無難です。

シルク素材の洗い方の手順

シルク素材は速乾性があるので、洗ってもすぐに乾くのがうれしいポイント。

マスクやナイトキャップなど、小さなものであれば洗面所や桶の中で洗うことができます。

①洗う

水もしくは30度以下のぬるま湯と洗い桶を用意し、適量の洗剤を溶かして、優しく押し洗いをします。

水が熱すぎたり冷たすぎたりすると、繊維が痛む原因になるので注意。また、ゴシゴシするともみ洗いは繊維の縮みやごわつきに繋がります。

シルク素材はとにかく優しく洗うことがポイントです。

 

②すすぐ

水もしくは30度以下のぬるま湯で、水を替えながら押し洗いで2~3回すすぎます。

 

③脱水する

すすぎ終わったら軽く手で水気を取り、形を整えてタオルに挟みます。大きめのものなら端から丸めて脱水してください。

ねじりや絞りは生地が傷みます。

無理に絞らなくても、タオルで挟むだけでも水気は取れるので安心してください。

 

④形を整え、陰干しする

型くずれ防止のため、できるだけ平干しするのがオススメ。なければピンチハンガーなどに干しましょう。

風通しが良いところで陰干しします。

直射日光に長時間あてると、変色や質感が変わる場合がありますの注意が必要です。

 

洗う時のポイント

合成洗剤や漂白剤、乾燥機は生地を傷める原因となるので使用しないこと。

シルクはシルクだけで洗い、色の濃いものは別洗いすることをオススメします。

しっかり乾いたら、風通しが良く涼しい場所に保管しましょう。

 

シワを消したいときは

手で軽く伸ばすことでシワのない状態で乾かすことができますが、より綺麗な仕上がりにしたい場合はアイロンを使用してシワを伸ばしましょう。

 

完全に乾いた状態ではなく、霧吹きなどで十分に湿らせてからアイロンをあてます。

そうすることで、シルク生地に負荷をかけにくく傷まず長持ちし、綺麗な仕上がりにできます。

もちろん、洗ってすぐの濡れた状態でアイロンをかけえてもOKです。

 

アイロンはスチーム機能はオフにして、軽く短くあてます。

もし上手くできなかった場合は、再度湿らせてから行うとやり直しができますよ。

 

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