献血に興味はあるけど、よく知らなくて行きづらい…
初めてでも大丈夫!気軽に社会貢献できる献血には、お得がたくさんありますよ
献血という存在は知っていても、まだしたことがない・行く気がないという人も多いはず。
日本では献血未経験の人が多く、同じ人が何度も献血に行くイメージありますよね。
実際に、献血にはラブラッドという会員制度があります。
平成30年度の結果を見ると、ラブラッド会員は非会員の約2倍献血を行っていました。
献血には、献血した人だけが知っているメリットがたくさんあります。
興味があるのに行かないなんてもったいない!
この記事を読めば、未経験者でも献血に行くメリットが分かります。
・そもそも献血が分からない
・社会貢献がしたいと思っている
・健康的で血液に自信がある
・趣味を探している
献血基礎知識
そもそも献血とは、病気の治療や手術などで輸血や(※)血漿分画製剤を必要としている患者さんのために、
健康な人が自ら血液を無償で提供するボランティアのことです。
※血漿分画製剤とは、血漿中に含まれる血液凝固因子、免疫グロブリン、アルブミンなどのタンパク質を抽出、精製したもの
輸血に使用する血液は、まだ人工的に造ることができず、長期保存することもできません。
また、輸血などに必要な血液を確保するためには、一時的に偏ることなく、1日あたり約14,000人が献血に協力する必要があります。
献血した血液の行方
献血した血液は、血液センターに運搬され、精密な検査や血液成分ごとに分離が行われて血液製剤となり、適切な温度下で保管されます。
医療機関からの要請に24時間365日対応できる体制を整えており、患者さんが必要とするときに血液が届けられます。
ちなみに、輸血用血液製剤の多くは、不慮の事故などに伴うものではなく、がん(悪性新生物)の患者さんの治療に使用されています。
献血ができる人の条件
実は献血、誰でもできるわけではありません。
様々な条件を満たさなければ、献血をすること自体できないんです。
献血をする際にチェック項目を毎回確認し、医師の診察を受けた上で献血ができます。
もしも不安な点や心配ごとがあれば、その際に伝ば丁寧に説明してくれるので心配は無用。
予約をしたからと言って必ず献血を受けるわけではなく、当日の体調や状況によって判断されます。
献血のメリット
ただのボランティアだと思われがちな献血には、たくさんのメリットがあります。
ボランティアというと奉仕作業のように思えますが、実は自己肯定感は上がり、今の健康状態も知れる最高な社会貢献なんです。
献血すると血液検査ができる
献血をすると、提供した血液の検査結果を知ることができます。
検査結果には、検査項目・基準値・項目の説明が分かりやすく記載されているので、素人が見ても分かりやすいのが嬉しいポイント。
複数回献血すると、以前の数値も一緒に確認できるので、体の変化に気づくことができます。
定期的に献血をすることによって、自分の健康状態を確認することができるのはありがたいですよね。
検査結果は献血の2週間後くらいにはがきで届きます。
ちなみに献血サイトのラブラッドに登録すると、早くて翌日から検査結果を確認することができます。
献血すると社会貢献ができる
社会貢献ってなかなか意識してできることじゃないですよね。
日常の中で、社会貢献したな、って実感できる機会も少ないと思います。
そんな中、献血は特別な方だけができる社会貢献の一つなんです。
血液を必要としている方に提供できて、献血会場のスタッフの方に「ありがとう」と言われ、小さな満足感を得ることができます。
誰に自慢するわけでもないですが、自己肯定感も上がるので一石二鳥ですね。
献血するとプレゼントがもらえる
実は、献血をするとプレゼント(粗品)がもらえます。(献血時期や献血場所によって内容は異なります。)
前回の献血で私はサランラップをいただいたのですが、自分の血がサランラップと引き換えになったと思うと面白いですよね。
私が過去にもらったものは、サランラップ・歯磨き粉・タオル・ブランケットなどなど…
何度も献血することで、一定回数時にもらえるプレゼントもあります。
どんなプレゼントがもらえるかは、是非会場に行って確認してみてください♪
予約方法
最近は献血も予約制の場所が多いようです。
予約することで待ち時間も減り、予定も立てやすいですよね。
予約方法は、Webの会員サイトであるラブラッドからか、もしくは電話予約が可能です。
成分献血は前日までの予約が必要です。
当日でも空きがあれば献血できるようなので、当日であれば一度電話をかけてみることをオススメします。
献血をするときの注意点
ここからは、実際に献血をする際の注意点を2つご紹介します。
体調面に関してなどほかにもありますが、大きくはこの2つ。
服装は腕が見えるように
献血をするときは、検査用と献血用で2回血液を採取します。
なので、当日は両方の手がヒジくらいまで見えるような服装で行くことをオススメします。
なるべく圧迫のない洋服の方が、血流に影響がないので献血の時間を長引かせることがありません。
HIV検査を目的にしない
これは、献血をする際の事前確認のときに必ず確認される項目です。
(b)男性どうしの性的接触
(c)麻薬、覚せい剤を使用
(d)上記(a)~(c)に該当する人との性的接触
6カ月以内に、この項目に当てはまる場合は献血を断られる可能性があります。
献血は「健康な人が自ら血液を無償で提供するボランティア」でありエイズの検査をする場所ではありません。
心配な点や不安なことがある場合は、先にその悩みを解決することをオススメします。
もし万が一、不安がある中で献血をしてしまった場合でも、献血後にその血液を使用することがないよう連絡することが可能です。
献血は強制ではありません。
その血液を使用したことで、その血液を使用した方に重大な結果を及ぼしてしまうことがあります。
B型肝炎、C型肝炎、梅毒、HTLV-1などの検査で異常が認められた場合は、別途で連絡が来ることもあるそう。
エイズの検査を希望する場合は、最寄りの保健所に問い合わせましょう。
余談ですが、保健所の検査は匿名でできる場合もあるようです。
まとめ
献血は、患者さんのいのちを守る「愛の贈りもの」
手軽にできるボランティアではありますが、その分血液による影響も大きいもの。
献血ができる人は選ばれた人。
あなたにしかできないことがあります。
この記事は一献血者によって書かれたものです。状況や会場によって異なる場合があります。
予めご了承ください。
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